私は2018年から就職に際して東京に住んでいましたが、最近千葉県に引越し、家賃が1万円安く、部屋が1.5倍の広さになり、とにかく快適になりました。
この記事で東京からの引っ越しを考えている方の後押しになれれば幸いです。
- 東京から千葉へ引っ越しを決めた理由
- 引越しをするために必要な準備や苦労点
- 引越しにかかった費用
東京から千葉へ引っ越しを決めた理由
まずは簡単に私が引っ越しを決めた理由をご紹介します。
家賃を抑えたい
私は2018年から東京で住み始めましたが、何と言っても家賃が高い、、!
引越前の部屋とほぼ同じ間取りですが、
- 引越し前の家賃(香川県高松市)・・・32,000円
- 引越し後の家賃(東京都中野区)・・・65,000円
文字通り倍の金額です。
節約のために一番節約できるのは家賃だと思い、引っ越すことで家賃を最低でも1万円は下げようと思いました。
>>家計の黄金比ってご存知ですか? 東京住み一人暮らしに当てはめてみました
部屋の築年数が古い
東京都で家賃を抑えようと思うと、駅からの距離を遠くするか、部屋を狭くするか、築年数を古くするかの3択が主になると思います。
私の場合は築年数が古く、入居したときから古い建物独特の匂いに悩まされていました。
色々対策してもどうしようもなかったので、今度は築年数の新しい部屋にしようと決意しました。
色々な条件が当てはまったのが千葉と埼玉
引越しで私が決めていた条件は以下の通り。
- 家賃は55,000円以下
- 部屋の広さは8畳以上
- 築年数5年以内
- 勤務先から1時間30分以内で通勤可能
この条件でいくつか気に入った物件があったのが千葉県と埼玉県でした。
なので埼玉県も候補にはありましたが、引っ越しシーズンで気になった部屋がどんどん取られてしまい、今回は千葉県船橋市の物件に決めることにしました。
引越しの準備で必要なこと・苦労点
今回引っ越しをして必要だった準備や大変だった点をまとめます。
引越し事前準備
引越しの事前準備は大きく分けて次のようなものがあります。
- 引越す時期を決める
- 部屋を探す
- 引っ越し業者の手配
- 公的手続き・連絡
それぞれ簡単にご紹介します。
引越す時期を決める
わざわざ書くまでも無いかも知れませんが、引っ越し時期は初めにある程度明確に決めておくべきです。
半年後に引っ越そうとして、今から部屋を探し始めても部屋のキープは基本できないため、引っ越す時期には取られてしまうことが良くあります。
そのため引っ越す日程を明確にしておき、その前後で集中的に引越し活動を行うようにしましょう。
引越し時期を決めないと、だらだら先延ばしになりがちだよね。
部屋を探す
部屋を探す時期は、引っ越し予定日の2か月前頃がおススメです。
早すぎても部屋の予約は基本出来ないため、どうしても確保したい場合は空家賃を払ってキープすることになります。
また、遅すぎると当然バタバタして希望の部屋が見つからずに妥協することにもなり得るので、余裕をもって部屋を探しましょう。
部屋探しは実際に不動産に行って探すのも良いですが、最近ならアプリがおススメです。
個人的に一番使いやすいアプリはSUUMO(スーモ)でした。
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引越し業者の手配
部屋が決まったら、引っ越し業者の手配です。
引越し業者を決める際は必ず複数社で見積もりを取ることをおススメします。
料金について詳しくは後述しますが、会社によって倍以上の差がありました。
ちなみに今回は引っ越しネットという見積りサイトを利用しました。
車を持っている方は自分で引っ越すのもありだね。
公的手続き・連絡
引越し業者まで決まれば、あとは役所やライフラインへの連絡を済ませ、会社や家族等に連絡をするのみ。
引越し前の役所で必要な手続きは以下の通り。
- 転出届(必須)
- 国民健康保険資格喪失(加入者のみ)
- 印鑑登録の抹消(しなくても自動的に削除されます)
最低限転出届は必須なので、忘れずにしておきましょう。
ライフラインの連絡は不動産会社で連絡先を教えてもらえる場合が多いです。
また、電気やガスは、自分で選ぶこともできます。
その他として、郵便局での住所変更や会社への連絡も忘れずに行いましょう。
引越し
準備が終わればいよいよ引越しですね。
引越し作業では荷詰めという大変な作業があります。
使わないものから詰め、手荷物は分けて、生活用のスペースも確保して、、、とかなり重労働です。
荷詰めは地道にコツコツ進めるしかありませんが、段ボールが届く前に不要なものを処分しておくと荷詰めがスムーズに進むと思います。
粗大ごみクラスのものは、ジモティー等のサービスを使って欲しい方に譲るのも手ですよ。
また、ライフライン停止の手続きも忘れずに!
引越し後の作業
引越後にすることは主に以下の通り。
- ライフラインの開始
- 役所での手続き
- 様々な住所変更
- 荷ほどき、家具の調達
ライフラインの開始
事前に連絡はしていると思いますが、引っ越し先で作業が必要なものもあります。
- 電気・・・ブレーカーを上げる
- 水道・・・水栓を開ける(場合によって)
- ガス・・・立ち合い(必須)
特にガスの立ち合いは必須なので忘れずに連絡しておきましょう。
役所での手続き
引っ越し先の役所では、転入届が必要です。
転出届の際にもらう転出証明書が必要なので、引っ越し中に無くさないように注意しましょう。
転入届は引っ越してから14日以内にしないといけないよ。
また、マイナンバーをお持ちの方はこの際に一緒にマイナンバーの住所変更もお願いしましょう。
様々な住所変更
色々なサイトや機関に住所を登録していると思うので、変更が必要です。
特に大事なのは銀行やクレジットカード、保険関連などですね。
ショッピングサイトの住所も忘れずに変更しておきましょう。
荷ほどき・家具の調達
引越しが完了した後も荷ほどきという作業が待っています。
必要なものの段ボールだけ空けるというやり方だと、しばらく空かない段ボールが生まれてしまうので、気合をいれて一気に空けることをおススメします。
また、収納や家具など新たに購入が必要なものもあると思います。
新しい部屋でいろいろ新調したい気持ちも分かりますが、本当に必要なものだけを購入するようにしましょう。
引越しにかかった費用
引越し際してかかった費用をご紹介します。
大きく分けると以下の通り。
- 引越し業者に払う費用
- 家賃等の初期費用
- その他費用
引越し業者に払う費用
引越し業者に頼む場合必要となりますが、価格はシーズンや世帯形態、距離等によってかなり変化します。
なので今回私が引っ越した際にかかった費用はあまり参考にならないかもしれませんが、一応残しておきます。
- 日時は2月の終わりごろ(引越しシーズン)
- 東京(中野区) ➡ 千葉(船橋)
- 一人暮らし
前述した見積サイトや、ポストに入っていたチラシからいくつかの会社に見積をしたところ、
- A社・・・100,000円
- B社・・・60,000円
- C社・・・40,000円 ➡ 即決定
全く同じ条件でも、会社によって大きく差があるので見積もりは必ず複数の会社にお願いするようにしましょう。
大手より、地元の企業の方が安くなる場合も多いよ。
家賃等の初期費用
契約時にかかった家賃等の初期費用は以下の通りです。
- 家賃(共益費等含む)・・・約30,000円
- 鍵交換代・・・11,000円
- 仲介手数料・・・56,000円
- 消火剤・・・11,000円
合計約10万円とかなり安く抑える事ができました。
安く抑えられた理由としては、
- 家賃が2週間フリーレント(無料)だった
- 敷金・礼金が無かった
- クリーニング費用がない(退去時に払う)
などが挙げられます。
一般的によくかかる消毒代や不動産会社特有のサービスも外すことができるものが多いので、初期費用を抑えたい方はその費用が必須かどうか一度確認すべきです。
その他の費用
その他の費用として内見で使った交通費や、新居で買った家具等の費用があります。
ここは人によって様々だと思いますが、新しく家具を揃えようとすると意外にお金がかかるので注意しましょう。
また、ガス会社によっては保証金として1万円必要な場合も多いので、ガスの立ち合い前に確認しておきましょう。
東京から千葉に引越した感想
今回東京から千葉に必死して、一番に思う事は引っ越して良かったということです。
その理由としては、
- 部屋がキレイになった(築40年 ➡ 築5年)
- 部屋が広くなった(6畳 ➡ 9.2畳)
などが挙げられます。
築浅の物件だとキレイなだけでなく、キッチンやお風呂等の設備が新しかったり、壁紙がアクセントクロスでおしゃれだったり、部屋が冬でも暖かかったりと様々なメリットがあります。
部屋がキレイだと、小まめに掃除して綺麗さを保とうという考えにもなるよ。
また、部屋が広くなるだけで家具のレイアウトを自由に考えられたり、部屋のゆとりが心のゆとりに繋がったり?と大満足しています。
船橋市に引っ越してごみの分別ルールがゆるくなったのも地味に嬉しい点でした。
東京から千葉に引越したデメリット
もちろんタダで上のような好条件の部屋に引っ越せた訳ではなく、距離や立地といった代償も支払っています。
私は通勤時間にそこまでこだわりが無いので平気ですが、東京にある会社から近いとこに住みたいと考える方には都外への引っ越しは難しいかもしれませんね。
また、初期費用が大きくかかるのも引越しのデメリットですね。
こちらに関しては、家賃の差額で2年もあればプラマイゼロにもっていけるのでそこまで気にしていません。
結論:東京から千葉への引っ越しは超おススメ
千葉に限らず、東京都に住んでいる方にとって東京都外への引っ越しは家賃面のメリットがかなり大きいと思います。
固定支出として一番削れるところでもあると思うので、引っ越ししたいけどなかなか踏み出せないという方はこれを機に思い切って引越ししてみてはいかがでしょうか。