部屋を探す時に一番重要な項目はなんと言っても家賃ですよね。
今回は計8回の引越しを経験している私が、正しく家賃を見極める方法をご紹介したいと思います。
- 家賃相場の調べ方
- 見落としがちなその他費用
- 家賃の見極め方
家賃相場の調べ方

家賃を見極めるためにはまず、自分が住みたい条件の家賃相場を知る必要があります。
家賃相場の調べ方は主に3つ。
- インターネットで調べる
- 希望地域の不動産が出しているチラシを見る
- 自分でいくつか部屋を探し相場を把握する ← おススメ
インターネットで家賃相場を調べる
1つ目はネット上のサイトから調べる方法です。
「〇〇 家賃相場」等で調べれば概ね情報が出てくると思います。
一番手軽に相場を知ることが出来ますが、デメリットとして、
- 情報の正確性が保証されない(古い場合がある)
- あくまで地域の平均なので希望条件によって誤差が大きい場合がある
などが挙げられます。

ネットの情報はあくまで参考までに。
ちなみに、おススメのサイトはホームズです。
希望地域の不動産が出しているチラシを見る
2つ目は地域の不動産が出しているチラシを参考にする方法です。
実際に間取りや部屋の条件と一緒に見る事ができ、
正確な相場が把握しやすいというメリットがあります。
不動産が店舗で出している情報にはネットに載っていないものもあるので、ぜひ参考にして欲しいですが、
希望地が遠方だと確認しにくいというデメリットもあります。

希望地域に足を運べるなら一度は見ておきたいね。
自分でいくつか部屋を探し相場を把握する
アプリ等で希望の条件の部屋をいくつか探し、相場を把握する方法です。
個人的に一番おすすめです。
メリットとして、
- スマホ1つあれば調べられる
- 多くの物件を一括で比較できるので正確な相場が把握しやすい
- 仲介会社ごとの違いも一緒に確認できる
などが挙げられます。
希望の条件を入れると豊富な物件情報が一括で確認できるので、
一番効率よく相場を把握することが出来ます。
いくつかアプリを利用してみて一番使いやすかったのはSUUMO(スーモ)でした。
見落としがちなその他費用

賃貸物件に住む際、毎月かかるのは家賃だけではありません。
管理費や町会費、電気・ガス・水道代やネット代など・・・
上記の項目を考慮せずに単純な家賃だけで比較すると、
家賃を安く抑えたはずなのに損してる、、!
なんて事になりかねません。
以下注意しておくべき費用を挙げていきます。
管理費
あまり見落とすことが無い項目ですが、
中には「家賃5万円 管理費5万円」なんて物件もあります。
アプリ等で探す場合は管理費込みで条件を絞ることをおススメします。
町会費・サービス料
物件によっては、その自治体特有の町会費や不動産会社特有のサービス料が必要な場合もあります。
注意すべきポイントとしてこれらの費用は、
基本情報ではなくその他費用等に書かれている場合が多いです。
そのため部屋探しの段階では気づかず、契約時に気づくケースもあります。
家賃以外に月額でかかる費用がないかは必ずチェックしましょう!
インターネット代
こちらは逆に、あれば得する項目です。
物件によっては、インターネット無料といった物件もあります。
下記の部屋を比較した場合、どちらが安いでしょうか。
- 家賃5万円
- 家賃5万2千円 + インターネット無料
一般的にインターネット代は4,000円ほどする場合が多いので、
毎月の費用で考えると2番の方が安くなります。
インターネット無料もその他の情報として書かれている場合があるので、
気になる物件は必ずチェックしておきましょう。
ガス代金
オール電化の物件でなければガスは必ずといって使用するものだと思います。
ガスには都市ガスとプロパンガスと呼ばれる種類があり、
基本的にプロパンガスの方が高くなります。

ガス会社によっては2倍近い差が出る場合も!
また、都市ガスの場合は、ガスの自由化でより安い会社を選べますが、
プロパンガスの場合は基本変更することが出来ません。
ガス会社や使用料によって異なりますが、個人的に2千円までの違いなら、
都市ガス > プロパンガス がおススメです。
正しい家賃の見極め方

以上を踏まえ、改めて家賃の見極め方をまとめると、
- 家賃は管理費込みで絞り込む
- 町会費や月々のサービス料を必ずチェックする
- インターネット代込みの場合は3,000円ほど安く考える
- プロパンガスの場合は2,000円ほど高く考える
このようになります。
月々3,000円の差でも5年住めば180,000円の差になるので、家賃の見極めはしっかり行いましょう。