毎月恒例となっている、トラノコの成果報告です。
買い物のおつり分で投資ができる、トラノコ。
9月の成果はどうだったのか、さっそくご紹介したいと思います。
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トラノコ9月成果報告
それでは9月の成果報告です。
先月比
9月の投資分析
9月の運用成績について、トラノコのウィークリー解説をもとに分析してみたいと思います。
株式市場の上昇基調が強まった?
米中貿易摩擦について
米中貿易摩擦については、米国政府側から「中国首相との電話会談はうまくいった」等のコメントが増えていきました。
それにつれ、
▼
トランプ大統領が一部の中国製品に対する関税引き上げを延期
▼
中国側が米農産物の輸入手続きの再開
と、米中両国の歩み寄りが顕著になりました。
世界的な金融緩和への期待
一方欧州では、金融緩和に向けて動き始めました。
欧州中央銀行(ECB)は、注目されていた9月12日の定例理事会で、小幅な利下げと量的緩和の再開を発表しました。
FRBも来週行われるFOMCで追加利下げを決まる公算が大きいと言われているため、世界的に緩和の流れが始まったとの期待が高まり、株式市場の上昇を後押ししました。
この2つの要因により、株式市場の上昇傾向が見えたということですね。
サウジアラビアへの攻撃とFOMC
9月中旬は、株式市場としては横ばいの動きとなりましたが、裏には大きな2つのイベントがありました。
サウジアラビアの石油施設攻撃事件
9/14、サウジアラビア東部にある2か所の石油施設が無人ドローンによる攻撃を受けました。これにより、石油施設は操業停止となり、失われた原油生産量は世界の原油供給量の6%弱にあたります。
しかし、翌日にはサウジアラビアのエネルギー相が「週末の石油施設への攻撃で減った生産は月内に攻撃前の水準を回復する」と発言し、多少株価の上下がありました。
FOMC
9/18にはFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が発表されました。
利下げは予想通りの0.25%でしたが、今後の追加利下げについて年内には行われない示唆がなされると、失望感により米国株は大きく下がりました。
しかしその後、パウエルFRB議長が今後も追加利下げの余地があることを示すと安堵から再び米国株は上昇に転じました。
上記のような出来事により、トラノコの運用としても上昇の動きを見せてくれました。
以上トラノコの9月成果報告でした。
先月大きなマイナスがあっただけに、今回はプラスになってくれて一安心です。
結構な金額を預けて利息数十円の普通預金より、多少リスクがあっても投資信託などの方が良いと感じる今日この頃です。
10月もプラスになってくれることを願いたいです。