当たれば億万長者の可能性がある宝くじ。
みなさんも一度は購入したことがあるのではないでしょうか?
実はそんな宝くじをノーリスクで手に入れられる方法があります。
それが宝くじ付き定期預金です。
今回は宝くじ付き定期預金について、徹底解説いたします。
ーこの記事はこんな方にオススメー
・宝くじをよく購入している
・できれば、タダで宝くじを手に入れたい
・貯金が苦手でなかなかお金が貯まらない
宝くじ付き定期預金とは?
宝くじ付き定期預金は、文字通り宝くじ付きの定期預金です。
宝くじ付き定期預金は定期預金の利息に加えて宝くじがもらえます。
通常の定期預金との違い
金利は基本的に通常の定期預金と同じです。
しかし、宝くじ付き定期預金はほとんどの場合が、1口100万円~となっており、ある程度まとまった金額を預ける必要があります。
銀行からすると「ある程度まとまった額を預けてくれたらおまけに宝くじあげるよ~」といった感じですかね。
もし銀行が経営破綻がしてしまったら、、?
万が一大金を預けた銀行が経営破綻してしまったら、、
そんな場合には預金保険機構により、元本1,000万円までとその利息が保証されます。
そのため、日本政府の崩壊レベルほどでなければ、1,000万円まではノーリスクで預けることができます。
もらえる宝くじについて
宝くじ付き定期預金でもらえる宝くじは基本的にジャンボ宝くじです。
もらえる種類や枚数は、銀行や預け入れ金額によって異なります。
また、「連番」か「バラ」かは、銀行によっては選ぶことができます。
宝くじはもらえない?
実は、宝くじ自体を自宅へ送ってくれる銀行はほとんどありません。
多くの場合保護預かりという形になり、預金者の手元へは「番号通知はがき」が送られます。
スルガ銀行などは、当選祈願した宝くじの現物を送ってくれるので、現物が欲しい方は、宝くじの進呈方法をしっかり確認しておきましょう。
当選実績はあるの?
スルガ銀行を例にとると億万長者12人、10万円以上の当選者は2,000人以上の実績があります。
surugabank.co.jp/surugabank/common/takarakuji/data_over10.html
その他の銀行でも、「7億円」や「1,000万円」等の当選報告があるので、宝くじ付き定期預金でも高額当選者はしっかり出ているようです!
購入~当選の流れ
購入の流れは主に以下のようになっています。
- STEP.1口座開設
- STEP.2インターネットバンキング等で申込
- STEP.3宝くじの進呈
- STEP.4(当選の場合)口座へ振り込み
宝くじの進呈については、多くの金融機関で「預け入れの基準日」を設定しており、その基準日により貰える宝くじが異なります。
メリット・デメリット
宝くじ付き定期預金を行う上でのメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。
宝くじ付き定期預金のメリット
メリットとしては以下の3つが挙げられます。
1. タダで宝くじがもらえる
一番分かりやすく、重要なメリットです。
宝くじの購入は期待値で見ると確実にマイナスなので、その宝くじをタダで貰え、億万長者の夢を見れるならこれ以上良いことはありません。
2. まとまった貯金が出来る
宝くじ付きの定期預金は通常と比べ、1口の単位が100万円以上の場合がほとんどです。
そして定期預金なので、預けるとしばらくは引き出すことができません。
見方を変えれば多額の貯金が出来るということになります。
3. 実質的な金利が高い
通常の定期預金に加えて宝くじがもらえるので、宝くじを宝くじの購入代金や当選金と捉えると実質的な金利は通常金利より圧倒的に高くなります。
通常の定期預金金利 ⇒ 0.025%
宝くじ30枚分の当選金 ⇒ 0.03%※1
宝くじ購入分の代金 ⇒ 0.3%※2
合計 ⇒ 0.355%
※1宝くじは10枚中1枚は末等(300円)が当選するため、900円分で計算
※2宝くじは30枚 x 300円の9,000円で計算
通常の預金金利は0.001%なので、実質355倍の金利ということになります。
宝くじ付き定期預金のデメリット
逆にデメリットだと感じる点もご紹介します。
1. 1口の額が大きい
通常の定期預金は最低100円~のものもありますが、宝くじ付きの場合は100万円~が最低ラインの場合がほとんどです。
そのため、そもそものハードルが高いという点が挙げられます。
2. 途中で引き出せない
定期預金の特徴として原則途中で引き出すことが出来ないというものがあります。
数百万円の大金を数年間触れない状況というのは、かなり貯金に余裕がある人でないと難しいかもしれません。
3. 億万長者を本気で狙う人には向いていない
宝くじ付き定期預金でもらえる宝くじは、預け入れの金額等によって枚数が異なりますが、300万円預けても年で30枚ほどしかもらえません。
連番とバラが選べない銀行もあるので、あくまで宝くじはおまけとして楽しむ程度が良さそうです。
どこがおススメ?宝くじ付き定期預金 銀行別比較
それでは最後に、現在宝くじ付き定期預金を販売している銀行を表でご紹介します。
金利や取り扱いの有無は、変更されている可能性があるので、取引時には各金融機関でご確認ください。
スルガ銀行 (ドリームダイレクト支店) | 静岡銀行 (インターネット支店) | 大阪シティ信用金庫 (夢ふくらむ支店) | 瀬戸信用金庫 (インターネット支店) | かがわ銀行 (セルフうどん支店) | 芝信用金庫 | |
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預入れ金額 | 100万円 or 300万円 or 600万円 or 900万円 | 150万円以上150万円単位 | 100万円 or 200万円 or 300万円 | 100万円 or 300万円 or 600万円 or 900万円 or 1,500万円 | 200万円以上 | 100万円 or 200万円 or 300万円 or 500万円 or 1,000万円 |
預入れ期間 | 3年(自動継続) | 3年(自動継続) | 1年(自動継続) | 3年(自動継続) | 3年(自動継続) | 1年(自動継続) |
預入れ条件 | 要ドリームダイレクト支店口座 (個人のみ) | 要インターネット支店口座 | 国内に住む 満20歳以上の個人 | 国内に住む 満18歳以上の個人 | セルフうどん支店セルフ総合口座 を所有する個人 | 国内在住 |
※定期預金金利 | 0.010% | 0.110% | 0.010% | 0.010% | 0.010% | 0.010% |
宝くじの枚数 | 100万円につき 年間30枚 | 150万円につき 年間15枚 | 100万円につき 年間5枚 | 100万円:年間5枚 300万円以上:年間20枚/300万円 | 100万円につき 年間2.5枚 | 100万円~500万円:年間5枚 1,000万円:年間10枚 |
特徴 | 宝くじ有名店で購入し、 当選祈願された宝くじが 発送される | 敗者復活戦の抽選も 受けられる | ー | 定期金利に加え、優遇金利あり ※ただし現在は0% | ー | 郵送での申し込みが必要 預金が多いほど、2年目に以降の 宝くじが増える |
※金利は2019年10月15日現在
おすすめの金融機関
宝くじ付き定期預金でおすすめな金融機関は、ずばり、スルガ銀行と静岡銀行です。
スルガ銀行は宝くじを貰える枚数が圧倒的に多く、当選祈願や現物の発送など、宝くじをしっかり楽しみたい方に適しています。
また、静岡銀行は、定期預金の金利が他行と比べて圧倒的に高いため、定期預金としてのコスパが良いです。
- 宝くじを楽しむならスルガ銀行
- 安定重視なら静岡銀行
以上、宝くじ付き定期預金についてご紹介いたしました。
リスクが低く、億万長者を狙いながら貯金もできる商品になっているので、気になった方はぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。