皆さんふるさと納税はされていますか？
私は昨年から始め、今年２度目のふるさと納税を行いました。
そして、昨年行ったふるさと納税の税額通知書が届いたので、改めてふるさと納税でちゃんと控除されたか確認する方法をまとめてみました。
ふるさと納税については、「ふるさと納税とは？お得なの？今更聞けないお得情報」をご覧ください。
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2019.02.12
ふるさと納税で控除された額の確認方法
控除額の確認をする前にまず、自分が控除される額を把握しておきましょう。
控除される額
ふるさと納税では、寄付をした場合その金額から2,000円引いた分が控除されます。
例）
30,000円分の寄付をした場合 ⇒ 28,000円分が税額から控除
30,000円分の寄付をした場合 ⇒ 28,000円分が税額から控除
控除対象
ふるさと納税の申請方法によって、どの税額から控除されるかという点が異なります。
確定申告を行った場合
・ふるさと納税を行った年の所得税 + ふるさと納税を行った翌年の住民税 から控除
ワンストップ特例制度を利用した場合
・ふるさと納税を行った翌年の住民税 から全額控除
らっかー
どちらにせよ住民税からの控除があるね。
確認するべき書類
では、実際に税金から控除されているのかを確認できるのはどの書類なのでしょうか。
所得税から控除される場合
確定申告をして、所得税から控除されている場合は、確定申告書で確認が可能です。
確定申告をする際に、しっかり確認しておきましょう。
住民税から控除される場合
確定申告・ワンストップ特例制度、いずれにせよ必ず住民税から控除はされています。
住民税の控除の確認方法は労働形態によって異なります。
サラリーマンの場合
５月～６月に貰える住民税の決定通知書で確認ができます。
（ちなみに私の場合は、給与所得等に係る特別区民税・都民税特別徴収税額の変更通知書となっていました。）
右側の税額の欄にある税額控除額を合計することで控除額の確認ができます。
この控除額には、ふるさと納税以外の控除額も含まれているため、ふるさと納税で控除されるはずの額より高くなっています。
自治体によっては、摘要の欄に分かりやすく書かれているので、こちらでの確認がおススメです。
摘要の額はふるさと納税の寄附金のみの控除額なので、正確に金額が出ています。
自営業の場合
６月頃に「住民税の税額決定兼納税通知書」というものが自宅に届くはずです。
その中の寄附金税額控除額という欄で確認をしましょう。
控除額が想定より少なかった場合
控除額が想定より少ない or なかった場合は以下の原因が考えられます。
1.そもそもふるさと納税の申請をしていない
ふるさと納税で控除を受けるためには、翌年の期限までに申請をする必要があります。
・確定申告の場合 ⇒ 翌年３月１５日（確定申告の締め切り日）まで
・ワンストップ特例制度の場合 ⇒ 翌年１月１０日まで
・ワンストップ特例制度の場合 ⇒ 翌年１月１０日まで
控除されていない方は期限までにしっかり申請できていたのか、もう一度確認してみましょう。
2.控除額の上限を超えてしまった
ふるさと納税では、収入等により控除される額の限度が異なります。
大雑把な目安として、年収300万円の一人暮らしで30,000円ほどです。
控除額が予想より少ないという方は、上限を超えて寄付をしている可能性があるので確認してみましょう。
3.役所のミス
人間が行う作業なので、役所のミスという可能性もゼロではありません。
どうしても心当たりがない方は、お住まいの市区町村にお問い合わせしましょう。
控除額確認方法のまとめ
以上、ふるさと納税の寄附金控除額の確認方法についてまとめました。
もう一度ポイントをおさらいしておきます。
控除額確認のポイント
- 確定申告を利用した場合は、確定申告書を確認
- 住民税からの控除は６月ごろにもらえる決定通知書を確認
- 控除額が想定と異なっていた場合は、申請漏れや限度額の上限超えの可能性が無いか調べる
- それでも心当たりがない場合は、市区町村へ問い合わせる
ふるさと納税はお得な制度ですが、正しく控除されることで初めて納税者は得をします。
寄附して終了ではなく、念のため控除額の確認はしておきましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました！
