IT企業に入ると、基本情報技術者試験を受験を受けるよう会社から言われる方も多いのではないでしょうか。
私は、
- 高校は普通科(文系志望)
- 大学は法学部
という典型的な文系人間でしたが、入社した年の最初の試験で無事合格することができました。(ギリギリでしたが。。。)
今回は私が行った勉強方法や、午後問題の選択などをご紹介したいと思います。
基本情報技術者試験の概要
そもそも基本情報技術者試験をよく分かっていないという方のために基本情報をまとめておきます。(既に知っている方は、飛ばして下へお進みください)
基本情報技術者試験は、「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実戦的な活用能力を身につけた者」を想定として情報処理技術者試験の一区分であり、国家資格です。
レベルとしては下から2番目となっており、SEの登竜門的な試験となっています。
受験料
受験料は税込み5,700円です。(2019年11月16日現在)
何度も受けるとかなり負担になるので、受けるなら一発で合格したいですよね。
実施スケジュール
基本情報技術者試験は春と秋、どちらも第3日曜日に実施されています。
また、合格発表は試験の1か月後に行われます。
出題範囲・難易度
試験の出題範囲は、
- コンピュータ科学基礎
- コンピュータシステム
- システムの開発と運用
- ネットワーク技術
- データベース技術
- セキュリティと標準化
- 情報化と経営
など非常に幅広いです。
また、情報処理の区分としてはレベル2であったり、基本情報という名前から簡単に思われがちですが、合格率は20%前後の国家資格です。
実際には受験しない方もいるので、実質合格率はもう少し上だと思いますが、簡単な試験ではありません。
試験形式
試験は午前問題と午後問題に分かれます。
午前問題
試験時間150分で4択問題が80問出題されます。(マークシート形式)
- 問1-問50:テクノロジ系
- 問51-問60:マネジメント系
- 問61-問80:ストラテジ系
素点形式で採点され、60点以上で合格です。
午後問題
こちらも試験時間は150分
- 問1:情報セキュリティ(必須・20点)
- 問2-問5:「ソフトウェア・ハードウェア」「データベース」「ネットワーク」「ソフトウェア設計」「マネジメント・ストラテジ」などの分野から4分野出題され、そのうち2問を選択(30点)
- 問6:擬似言語と言われる簡略化されたコンピュータ言語を用いた応用問題(必須・25点)
- 問7-問11:C言語、Java、Python、アセンブラ、表計算から1問選択(25点)
こちらも60点以上で合格です。
基本情報技術者試験に費やした勉強時間
私が基本情報技術者試験の勉強に費やした時間は、約4か月ほどです。
と言っても、4か月間みっちり勉強していたという訳ではなく、4か月ほど前からのんびりと勉強し始め、残り1か月に集中して勉強したという感じです。
周りにいた同期も、概ね残り1か月で集中したという人が多かったです。
主な勉強方法
基本情報技術者試験は午前問題と午後問題で分かれており、出題範囲は変わりませんが勉強法は異なります。
午前問題
午前問題は4択問題であり、過去問題に出題された問題が全く同じ形で出題されることもあります。
そのため、過去問題をひたすら繰り返すことが一番の勉強法です。
過去問を解く際におすすめなのはは、ズバリ過去問道場です。
過去問道場では、
- 過去の試験回
- 分野
- チェックした問題
などで絞り込んで学習することができ、簡単な登録をすれば学習情報を保存することもできます。
スマホで手軽に取り組むことができ、通勤時間などのすきま時間で出来るので非常におススメです。
私は試験本番の4か月ほど前から、帰りの電車の中でのみ過去問道場をひたすら解いていました。
- ユーザー登録をする(IDとパスワードだけで簡単に登録できます)・・・数十秒
- 一度すべての過去問題を解いてみる・・・1か月半ほど
- 苦手な分野が分かったらそこを重点的に解く・・・1か月ほど
- もう一度全範囲で解き始め、正答率70%超えを目指す・・・1か月ほど
問題ごとに簡単な解説もあるので、午前問題に関しては参考書等を買わなくても良いかなと思います。
「何か参考書的なものがないと不安」という方は、こちらの本が分かりやすくておススメです。
午前問題は、ひたすら過去問題を解くようにしましょう。
午後問題
午後問題はマーク式ですが、4択ではありません。
また、選択問題があるのでどの問題を選択するかが非常に重要になってきます。
選択問題は以下の通り。
問2-問5
問2から問5までは4つの選択から2つを解きます。
私のようにITの予備知識があまりない状態で勉強を始める方は、「プロジェクトマネジメント」~「経営戦略・企業と法務」から選ばれる比較的文系っぽい問題から1問を選ぶようにしましょう。
また、「ソフトウェア・ハードウェア」~「ソフトウェア設計」から選ばれる理系っぽい問題は、データベースがおススメです。(理由は後述)
ただ、一度すべての問題を解いてみて、理解しやすそうな問題があればもちろんそちらを選べましょう。
問7-問11
問7-問11は、いわゆる言語の問題になります。
Javaなどは会社の研修で学習している方もいるかもしれませんが、かなり難易度が高めなので、特にプログラミング言語の学習経験がない方は表計算ソフトがおすすめです。
また、問2-問5の選択問題でデータベースを選ぶと、範囲的に被っている部分もあるので同時に勉強することができます。
年によって難易度のばらつきがあるので、状況によって3問くらい解けるように準備しておくと安心です。
午後問題の具体的な勉強方法
選択問題がある程度絞れたら、後は午前問題と同様過去問題を解きます。
午後問題は、過去問題と同じ問題が出題されたことは無いので、解説を見て解き方や必要な知識を理解することを重視するようにしましょう。
- まずは一通り解いて、選択問題を絞る・・・1週間
- 絞った問題を過去問題で演習する(解説をしっかり読む)・・・2週間
- 足りない知識をまとめて学習する・・・1週間
- アルゴリズム等苦手な問題は最悪まるごと捨てるものあり
午後問題のテキストは、解説の丁寧さで選ぶことがおススメです。
まとめ
以上、基本情報技術者試験の勉強方法や、勉強時間等についてまとめてみました。
文系出身には厳しい試験ですが、しっかり対策すれば合格できるのでこれから受ける方は頑張ってください!
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